COLUMN
2021.07.03
子どもたちの未来に花を咲かせたい。
こんにちは、前田有紀です。「いつか子どもたちのために花の活動をしたい」とずっと思い続けていて、叶えたかった企画があったのですが、先日無事に実施できたので、ご報告です。朝食屋COBAKABAさんで「親子で楽しむ花のワークショップ」を開催しました。
guiでは、もともと”Drawing flower”と言って、お花と絵を合せて楽しむアート作品を作っているのですが、これを子どもが楽しめるスタイルにカスタマイズした内容のワークショップでした。使用したのは、水に溶かすと絵の具のように楽しめるキットパスと、大きなキャンバス、そして、ドライフラワーになったお花たち。
参加者の子ども達に自由に絵を描いてもらい、その絵を水に濡らして引き延ばしたりして、様々な形のお花を散りばめて完成。一緒に開催した逗子のフローリストYukoさんと、売れ残ったお花をドライフラワーにしたものや、仕入れの都合で残ってしまったお花を中心に準備しました。
参加したお子さんによって、キャンパスに描く絵は様々で、虹を描く子もいれば、大きな木を描く子も、抽象的にぐるぐると円を描く子も。色合いも様々で、世界に一つの素敵な絵とお花の作品が完成しました。
私は、”花”という存在が子どもたちにとってもっともっと身近なものになってほしいです。お母さんの中には、外で目にしたお花にたいして「触っちゃダメ!」と言ってしまうことが多いはず。私自身も公園や外で目にするお花は「壊れちゃうから触らないで!」とよく口にしてしまいます。でも、花にはいろんな形、色、感触があって、子どもたちの感性は、花に触れることで広げられる気がします。ワークショップという形なら好きに楽しんで触ってもらえるし、今回のようにアートと組み合わせることで、正解はなくなり、より自由度が増して、好きなようにのびのびと制作がしてもらえると思っています。そして、子どもの頃の体験は、花や緑を身近に感じるきっかけや、自然を大切に思う心を育んでくれるはず。大人になった時に立ち返る大切な体験になるはず。
子どもたちの未来につながる活動は、まだスタートしたばかりですが、地域の子どもたちを中心に、「自由に感性を磨ける場」「楽しく花や緑に触れられる場」として続けていきたいと思っています。
自宅のリビングでは長男の作品を飾っています♪「お花って作るの楽しいよね!」と長男も誇らしげでした。
gui column
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