COLUMN
2022.06.03
guiではじめる梱包にまつわる小さな取り組み
6月に入りました。前田有紀です。
住まいのある鎌倉では紫陽花が散歩道でも日に日に大きく咲き始めてきました。
guiでは、6月定期便から、配送の梱包でもプラスティックフリーの対応を始めました。
自分の中でずっと願い続けて、やっと実施できた取り組みです。
夏が来る前にはじめられてよかったです。
お花をお届けするにあたって、配送中のトラブルなくお客様のもとに到着するために、
水を通さない、丈夫なプラスティックは、これまで心強い存在でした。
guiでは配送箱の一部に、再生プラスティックの透明な蓋を使うことで
宅配業者の方にもお花だと一目で伝えられ、配送事故は格段に少なくなりました。
今年の母の日も、転倒や水漏れなどの事故はゼロでした。
ただ、配送に使う資材は、ダンボールはリサイクルがしやすいのですが、
プラスティック蓋は、地域によってはリサイクルではなく、たった一度の配送で、
ゴミになってしまうことがもどかしく感じていました。
世界的にプラスティックの使用量を減らしていく中で、小さな一歩だとしても
私たちguiでも取り組めることをしていきたいと感じるようになりました。
まずは毎月お届けをさせていただく定期便からプラスティックフリーに切り替えました。
今後、ギフト用のシーズナルブーケなども、お客様に選んでいただけるエコ包装枠を
もうける予定でいます。段階的に再生プラスティックの量を減らしていこうと思っています。
お花の保水部分にもお米を原料にした素材を使った袋を使用しています。
思い返せば、去年から花の廃棄を減らすこと、環境に配慮した梱包に切り替えることを
心に決めて、様々な活動をしてきました。
売れ残ったお花は、鎌倉市・目黒区の児童養護施設に寄付をしています。
また、最近では、お店のある神宮前と同じ渋谷区の子育て支援施設”ネウボラ”にも
不定期にお花をお送りしています。私も直接お届けにいくこともあります。
捨ててしまえば一瞬で効率良く作業を進められます。
でも、「環境に配慮する。」ことは、手間がかかることだと私は考えています。
すごくめんどくさいし、時間がかかる。効率だけを考えたら選ばない道。
それと向き合うことで、見えて来ることがあるのだと思います。
”花を楽しむこと”が、自然に寄り添うことにつながるように。
できることから一歩ずつ進めていくので、今後ともguiをよろしくお願い致します。
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