COLUMN

2018.12.13

今週みなさまにお届けするヤドリギについて。

12月に入り、冬の寒さにふるえてるguiスタッフの三津田です。

最近、『ヤドリギ』を花屋で見かけたり聞いたりしたことはありませんか??guiでも12月のポップアップショップやお花の配送でヤドリギを入荷しておりました。実は、ヤドリギは実(み)が付いている今が市場で出会える時期なのです。今回は私たちのブランド名にもなっている『ヤドリギ』について、お話ししたいと思います。

ヤドリギは他の樹木の枝に寄生して成長するという変わった植物です。寄生根という変わった根を幹に食い込ませて大きくなるので、種が土に落ちても必要な栄養分が吸収できず繁殖はできません。しかし、葉は表も裏も濃い緑で肉厚なため、自ら光合成もできるので半寄生植物といわれています。そこから『宿り木』と漢字が当てられました。

ヤドリギは2月頃に直径2㎜ほどの小さくて目立たない黄緑色の雌花が咲き、11月頃から直径7㎜ほどの小さな実をつけます。色は白、黄色、オレンジ、赤などヤドリギの種類によって様々。私達が市場で見かけるのはこの時ですね。

ヤドリギの実はとてもネバネバしていて、この実を食べた鳥は、粘着質を消化できずそのまま排泄します。ですが、あまりにネバネバしているためお尻についてしまうので、それを落とそうと、鳥が木にお尻をこすりつけます。これが寄生の第一歩となるのです。そのため、ヤドリギは鳥が生息する高い樹木によく見かけることが多いそうです。

ヤドリギは種子が幹にはりついてから最初の葉を開くまで約3年半かかるそうです。そして、一年で一節ずつ成長します。ニ、三股状に分岐して球状の形を作りながらとても長い時間をかけて、ゆっくりゆっくり成長していくのです。

ヤドリギは入手も人工的栽培も困難な植物と言われています。もし、ヤドリギを手に取ることができた方で、人工栽培を試みたい方はケヤキやサクラなどの樹木で是非チャレンジしてみてください!!
そして、ヤドリギを手に入れられなかった方は、ヤドリギを観に出かけてみませんか?ヤドリギは落葉樹に寄生するので、葉が落ちている今がヤドリギを見つけやすい時期でもあります。都内だと、皇居や新宿御苑、日比谷公園にあるそうです。県外にも検索すると目撃情報がでてきますよ!

外は寒いですが、私も防寒バッチリにして探しに行ってみたいと思います!
最後に、ヤドリギについて調べていた時、ヤドリギの実が大好物の『レンジャク』という鳥をたくさん見かけました。人相が悪いと言われてしまう模様をしてますが、丸々しててとても、可愛かったので、一緒に見つけられたら良いなーと思います!!