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COLUMN

2019.06.09

梅雨のはじまりと「あじさい」

こんにちは、guiの三津田です!

梅雨の時期、雨に濡れながらもキラキラ美しく咲き誇る紫陽花(あじさい)。
6月になり、guiはあじさいのブーケやアクセサリーを楽しめるあじさいマルシェを開催しております!
たくさんの方にあじさいを楽しんでもらえるように、新たな魅力もお伝えできるマルシェにできたらと思っています。


今はこの時期の定番の花!と言ってもいいほど、とても人気のあじさいですが、昔はちょっと違ったようです。

原産国は日本。奈良時代の人々は周囲の山からあじさいを採ってきて庭に植栽して楽しんでいたそうです。
高貴な花!というよりは自然と身近にある親しみやすい植物という感覚だったのでしょうか。
季節の花と注目されるようになったのは江戸時代から。
松尾芭蕉が俳句を、葛飾北斎は絵画を残しています。
明治時代にフランスで品種改良されてた西洋アジサイが逆輸入され、戦後に一気に鑑賞価値が認められたそう。

実はあじさいの名所として有名な鎌倉にある「明月院」は、その人気のキッカケになった場所でもあると言われています。
参道の整備のために植えられたヒメアジサイが見事な青一色の景気を作り出し、多くの人々の目に止まったのです。
今では「明月院ブルー」と称される約2500株のあじさいが「あじさい寺」の名にふさわしい風格を漂わせています。

ところで、あじさいと言えば雨の中も綺麗に咲いているイメージがありますよね。
あじさいの花びらに見える部分は実は葉の一部。なので、水がかかっても花痛みしないのです。

今年はしっとり雨が降ってる中、昔から変わらず寄り添ってくれているあじさいをじっくり眺めてみませんか?


guiはこの週末、あじさいの咲く鎌倉はJAMES&CO.さんにて
移動花屋を出店させていただいています。
2日目の今日も大賑わいで、たくさんの方にお越しいただいています。


そしてこのあと移動花屋で人気のアクセサリーが
オフィシャルストアに初登場する予定です。
ぜひ、楽しみにお待ちください!