COLUMN
2019.07.29
壁一面の本棚に憧れて
みなさんこんにちは。
guiスタッフの国広です。
exhibition「into Flowers」に、オンラインストア企画「flower trip」に…
スタートダッシュから駆け抜けるguiの夏!
やはり目まぐるしく毎日が過ぎていくのですが
そんなときほど、自分にとって大事な時間だなと思うのが、「読書の時間」です。
年間100冊くらいのペースで読むのですが
学生の頃から、日常がちょっと慌ただしくなると必ず読むある1冊の本があります。
それは、西加奈子さんの「きいろいゾウ」。
主人公の女性はとても豊かな感性の持ち主で
雨粒のひとつから、草花や虫たちの小さな声、動物たちの声から
いろんなものを感じ取り吸収します。
物語では、それらの声と会話するように、楽しそうに触れ合う様子がまるで少女のように思えるのですが
毎日忙しなく過ごしていると、自分のなかにあるそういった感性が委縮してしまう気がして
それを取り戻すように、この本を手に取っているような気がします。
(本の後半から重たい場面も出てくるので、たいてい中盤まで読んだら本を閉じて眠ります。笑)
本を読むときは、なるべく購入するようにしているのですが
この行動は、「何度も読みたいから」ということの他に「壁一面の本棚を作りたい!」という野望からきています。
小さい頃に、「美女と野獣」で目にした大きな大きな図書室に憧れて以来
いつかきっとわたしだけの壁一面の本棚を作るんだと目論んでいます。
そうそう、「わたしだけの」とはいきませんが
ちょっと前に、実際に「壁一面の本棚」を味わうことができました。
夢のような空間に童心にかえり、この階段を何往復したかわかりません…
これからも、本の世界から
日常のあらゆるものを活き活きと感じ取る感性と、新たな視点を得ることで
想像力を膨らませて、花の世界になにか落とし込めたらいいなと思っています。
さて、先日お披露目となったguiのオンラインギャラリー”Summer Museum”。
心を込めてお作りした、一点ものの数々。
みなさんにとって、感性に響くフラワーアイテムとの出会いがありますようにと願っています。
さっそくたくさんの方からの反響、ありがとうございます。
まだ見ていない!という方、こちらからぜひご覧になってみてください!
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