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COLUMN

2021.05.14

花と歳時記、5月

みなさん、こんにちは。

スタッフの国広です。

 

みなさん、歳時記を開いたことはありますか?

歳時記と聞くと、俳句を作るときに季語を確認したりするもの、というイメージが強いかもしれませんが

その時々に咲く草花のことや生き物のこと

食材のこと、行事のことなどが書かれている

暮らしの手引きとなるような書物です。

 

慌ただしく毎日を過ごしていると

いつの間にか季節は変わっていってしまいますが

日常の中でふと、その季節ならではのことに目を向けると嬉しい発見があるかもしれません。

 

「花と歳時記」では、暦や二十四節気などのちょっと難しい?細かい?ことは置いといて

私のように毎日をドタバタ喜劇!のように過ごしている人でも

感覚的に花と季節を楽しめる、ちょっとした情報をお伝えできたらなと思っています。

 

5月の草花といえば、こどもの日のお祝いで大活躍、菖蒲でしょうか。

端午の節句は別名「菖蒲の節句」とも言います。

菖蒲湯、浸かりましたか?

あの爽やかな香りが邪気を払うと考えられたそうですが

血行促進や疲労回復の効果もあって、こどもの日といえど

案外大人こそ菖蒲湯に浸かりたいところかもしれません。

 

それから、私は「野草」が大好きです。

5月はそんな私にとってウキウキの季節。

あちらでもこちらでも、野草が生き生きと顔を出しているからです!

 

 

オレンジの花弁が目に留まるナガミヒナゲシ

よく道路脇なんかにも咲いている、カタバミたち。

誰かのおうちの庭から逃げ出してきたヒメツルソバ。

いつも、どっちだっけ?と迷ってしまうハルジオンとヒメジョオン。

 

この他にも、初夏の花や緑は、ぐん!と力強い色を纏うものが多くて

見ているとこちらも伸び伸びと、元気が湧くような気がします。

きっとすぐに梅雨の時期がやってきて

散歩に出ると汗ばんでしまうような夏に変わってしまうんだよなぁと思うと

今だけのこの贅沢な散歩道を目一杯堪能したいですね。